第１回いわしろ柿まつりに行ってきました。

昨日、二本松市小浜で開催された「いわしろ柿まつり」に行ってきました。

小浜にある西念寺は、会津みしらず柿のルーツである西念寺柿があります。４００年以上前の戦国時代、天正年間に西念寺の住職夕安上人（せきあんしょうにん）が、中国大原の玄中寺から持ち帰り、西念寺柿と命名。小浜城主大内定綱一族が会津へ退却の際（１５８５年）に、一緒に持ち込み、会津みしらず柿になったといわれています。
※西念寺内の案内板（岩代小浜の歴史と文化を護る会）を参照

昨年、平成２７年に「会津みしらず柿里帰り事業」が西念寺で行なわれ、今年は「第１回いわしろ柿まつり」として、会津みしらず柿と小浜、西念寺の歴史を継続的に地元の人が護り伝えていこうというイベントが開催されました。

西念寺、岩代幼稚園、いわしろ観光協会、あだたら商工会、岩代小浜の歴史と文化を護る会、字新町若連会、道の駅さくらの郷、の皆様が準備に進行に力を尽くしていることを非常に感じました。特に第１回となると、最初ですので、また大変だったと思います。

会場には地元の方々をはじめ、たくさんの人の楽しい笑い声や表情であふれていました。それを大きな「西念寺柿」が見守っている姿に、これからもこの地域を見守る柿であってほしい。この歴史を伝えていってほしいと柿が話しているような。そんな感じがしました。ステキな時間を過ごしてきました。私も伝えていける１人でありたいです。