中学生の記事に目が留まる。

新聞には、各紙読者からの投稿を募集している。

今日13日の産経新聞朝刊を読んでいて、25歳以下の社会人や大学生、小・中・高校生からの投稿が掲載されている「ひこばえ倶楽部」内の13歳中学生の投稿にふと目が留まった。

「救急の不適切利用に罰則を」というテーマで書かれた投稿は、「救急車は無料がいいか、有料にすべきか」ということを授業で調べたという内容だった。

タクシー代わりに使うなどの不適切利用が増えていることが問題。しかし、有料にしたら問題が金銭トラブルが起きる可能性を考えている。そして、利用は無料であるべきで、「日本は、大切な命をきっちりと守れるような国であってほしいと思う。」と最後に書かれている。

投稿内には消防庁の救急車利用の数字も調べて書かれていて、素晴らしい内容を書く中学生だなーと思ったのだが、そのあとに中学生達にこのような内容を考えさせているのは誰なのか?そして、そんな社会になっていることに残念な気持ちになった。

ダメなものはダメと判断できない、ダメとしっかり伝えることができない。

そんな社会がいまある。

「ならぬことはならぬものです。」

 

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斎藤慎也
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