福島県高校入試の日に想う事

今日は福島県立高校の入学学力試験が各高校で行われました。学力検査を1日で一気に行われるというのは自分も経験してきたとはいえ、すごい1日だなと思ってしまいます。自分が高校時代の3年間を決めるという大きなことがこの1日で!と思うとすごい1日です。

毎年、この日はやってきて、ニュースにもちろんなります。毎年思うのは、自分の頃はどうだったか?今の受験生はどうなのか?今の受験生のみなさんを詳しく知るわけではないので分からないことが多いですが、自分の頃と社会の変化など、どう違うのか考える時期です。

私が福島東高校を受検したのはシンプルですが、サッカー部に入りたいという想いが大きかった。中学生のときに高校サッカー選手権の福島県大会決勝で黄色いユニフォームを着てフィールドを駆け巡る東高校の選手達を見て、自分も東に入ってこのフィールドに立ちたい!と思ったのです。(この決勝で福島東は敗れて全国大会出場を逃しています。)

そこから福島東を目指すことになりました。ここからぶれることなく第一志望は受検の日までずっと第一志望に。東高校でサッカーがしたい!という想いですっと志望校が決まったのはとても良かったと思います。いまと違うのが情報量ですね。

私の時代はインターネットもスマホも普及していません。受験勉強中はお気に入りのラジカセからラジオ福島をかけて(たしか福島FMがなかった)いました。メディアを通しての情報は自分のなかではこのラジオだけだったんです。良い意味で言うと、情報の取得ツールが今より少ないため、真っ直ぐ走り抜けることができたのかもしれません。

いまは情報収集ツールがたくさんあります。情報がスピーディに入ることはとても良いことなのですが、入りすぎることで、ぶれてしまうのではないか?と考えてしまいます。このあたりは教育現場がどうなっているのか知らないので興味があります。情報を仕入れることができる環境でシャットアウトするという能力と環境づくりも必要でしょう。これは私の時代には無かったことです。

はたして自分の時代の方が良かったのか?とは言いきれず、今の時代の方が良いのか?とも言いきれず、どちらの時代も当時の環境であり、どちらも良かったと思っています。どちらも自分の環境をどう作るのか?それは同じことですね。

黄色いユニフォームであのフィールドに立ちたいという想いは、2年後に背中に14番を付けて叶うこととなりました。

 

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斎藤慎也
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