福島県の県北地区に「信達三十三観音巡礼」という観音菩薩を巡拝するものがある。
以前からやろうと思っていたのを、土曜日に友人と話して日曜日にやることにした。
1番は福島市小倉寺にある。「小倉寺観音」から始まる。小倉寺から岡部、信夫山、大森、佐倉などを順々に周っていく。
車であれば1日で回れるだろうと思っていたけど、これが予想以上に時間がかかった。
まず、ナビには観音の名前を入れてもなかなか出てこないし、道に看板があるところとないところがある。
信達三十三観音巡礼をとても細かく丁寧に掲載されているホームページがあって、とても助かった。
サイトはコチラ → 信達三十三観音
観音、寺の名称、地図、各観音の情報が細かく掲載されている。
今回は2時までという時間だったので、朝7時~2時までまわって桑折町の16番法明寺観音で時間切れ。
次回、また時間を見つけて第17番大沢寺観音から再開する予定。
巡礼していて感じたことは、まず福島市内にこんなに歴史があって、気持ちが洗われて癒される場所があるということ。
杉並木の奥にある観音堂など、雰囲気たっぷりなところも。
観音堂内の観音様はほとんど実際に見ることはできず、これがまた良い。あの奥にいらっしゃると思うと、深く深く礼をしている自分がいた。
こんな素晴らしい場所があるからたくさん人が来てもらうために出来ることがあると思ったのは、四国八十八ヶ所を一度巡礼している僕としては、比較してみると、観音堂への看板の設置の少なさ、到着してからの案内板が徹底されていないこと、細かく書かれていたり全く書かれていなくて、ここなのかどうなのかってところも。観音堂全体の統一感がないこと。なにか統一して、「第○番○○観音」という標識や何か置き物など置いたらどうだろうか。それぞれで設置されていたり、されていなかったりだったのでどこか寂しいというか、もったいないなと。四国であれば巡礼しているキャラクターの置き物が置かれていて、「第○番○○寺」と表示されていた。途中から、このキャラクターを見つけるのも楽しみになってたりしたものだ。
このようなことは、コストもかかり時間もかかると思われるので、まず僕ができることは、「信達三十三観音巡礼」というものが福島県の県北地方にあるということを、実際に巡礼することで伝えること。僕がまわって伝えて、福島の人達がまわって、それを話しに聞いた全国の方が一人でも多く福島に訪れてほしい。
残り17番(桑折町)から33番(梁川町)まで、6月中にまわろうということになっている。
なぜなら、僕は33歳であり、一緒にまわった友人2人も同級生で33歳。
これはあとから気付いたことだけど、33歳の時に、三十三観音をまわるというのはなにか運命を感じた。
ということで、3人が33歳のうちにまわろうという話になって、友人の一人が7月誕生日。
これは6月中にということになったのである。
今回も一つ一つツイッターでツイートしていったけど、次回もツイートする予定。
とても楽しみである。
2014.02.07追記
信達三十三観音巡礼サイトをつくりました。