先日9月1日(土)、直江兼続400回忌墓前祭が春日山林泉寺で行なわれたあと、東京第一ホテル米沢で開催された記念講演にも参加してきました。
講師は歴史ライターの今福匡先生。直江兼続公や上杉家に関する著書などを上梓されています。
講演の内容は「直江兼続はいかに語られてきたか」。直江兼続公が400年前に亡くなってから、米沢では、日本では、どのように語られてきたか?を、江戸時代に出されている書籍や明治時代の新聞記事などを紹介してくれました。
今回は400回忌。350回忌、300回忌、200回忌、など、行なわれてきたことが分かる貴重な資料があること。この米沢の地で、直江兼続公が伝えられ続けていることが分かる資料です。そういえば、講演の前の墓前祭で私の近くに座っていられた方が350回忌のときの記憶があると話されていました。その方は当時幼少だったようです。50年という月日は、世代交替していく月日と思いました。
直江兼続公は関ヶ原の戦いで、西軍側、会津から米沢に減封となった上杉家の執政。悪者と言われる書物があり、そう全国で思われている可能性があった。それを、誤解であると、伝える地元の方、作家の方が、いらっしゃったこと。今福先生の講演を聞くまで知りませんでした。
貴重な400回忌の墓前祭、記念講演に参加できて、本当に良かった。私のこれからの生き方に影響を与えるだろうと思われる時間でした。
次回の500回忌は、たぶん参加できませんので。(※これは講演をお聞きになった方は、「うんうん、あれね」と思うことでしょう。笑)
「直江兼続 四百回忌墓前祭」の後は東京第一ホテルに移動し記念講演「直江兼続はいかに語られてきたか」を聞きに。講師は歴史作家の今福匡さん。知らないこと多くて、面白かった✨ pic.twitter.com/OKH4p1U1QG
— 斎藤慎也 (@shinnemonsan) 2018年9月2日