小浜城（二本松市） | 斎藤慎也のブログ

西念寺で会津みしらず柿の原種と「里帰り」植樹を見たあと、その場から小浜城がどのあたりか眺めていた。

現在、岩代支所が建っているところが目印になる。支所の建物のわきの道を上がっていくと城跡がある。

西念寺を案内していただいたミナト石材の三代目・湊和也くんに小浜城も案内していただいた。初めて訪れるわけではないが、前回訪れた時期が思い出せないほど前だったので久しぶり。

前回訪れたときにも思ったことだが、この城跡、本丸跡が公園になっていて遊具があったり、キレイな景色が見える場所にベンチが設置されており、非常にキレイにされている。ゴミは全く見当たらなかった。地元の方々の日々の清掃が実際に見た訳ではないが伝わってくる。和也くんも以前はゴミが落ちていた時期があったという話を聞くと、現在の日々の清掃管理の動きを知ることができる。

会津みしらず柿の原種を見に西念寺を訪れたブログにも書いたけど、会津に柿が渡っていったのは、戦国時代の大内氏が会津に移った際に持ち込んだとされている。小浜城跡には大内氏の居城だったことの石碑や案内板が設置されている。

郷土史を学ぶ、伝えていく上で「案内板」は大事なものだろう。いろんな城跡など歴史ある場所に訪れているが、しっかりと案内板が設置されている場所というのはそれほど多くない。また、設置されていても何が書かれているか分からないという場所もあった。小浜城は平成２３年１０月に設置されている案内板がある、約４年前という新しいもの。郷土史を伝えていくという意識の高さを二本松市、そして小浜の地元の方々にあることを感じた。