「なでしこ力、次へ」なでしこジャパン佐々木則夫氏の著書

ロンドンオリンピック前、女子ワールドカップドイツ大会で優勝した後に、佐々木則夫監督が書かれた本を読みました。

メモをいくつかご紹介します。

sasaki

 

「教えすぎ」が問題になっている。

 今、サッカー会では指導者の「教えすぎ」が問題になっている。自分の蓄えた知識を必死になって選手の頭に詰め込もうとする指導者が後を絶たない。でも、本当の指導者とは、「サッカーのやり方」を教える人ではない。「サッカーをやる」選手を後押しする人なのだ。

 サッカーは、指導者から「教えられる」「育てられる」のではなく、自ら工夫して「学ぶ」「育つ」もの。そう考えると、小沼先生(帝京高校監督)は、時代を先取りしていた指導者だとも言える。

 

佐々木監督が、帝京高校時代の小沼監督の指導方法が今のなでしこのマネジメントの原点になっているのではないだろうか。

僕もサッカーを高校時代していて、福島東高校の原監督には、マネジメントを教えられた。とにかく、練習中に考えさせる指導方法だった。プレイを止めて、選手の意見を聞く、意識を確認するという指導だった。この発言するときに間違っていたらというプレッシャーに負けて、何も発っすることができないこともあったが、意見が言えないときが一番良くないと指導された。今の僕のマネジメント理論の原点にもなっていると思う。

“「なでしこ力、次へ」なでしこジャパン佐々木則夫氏の著書” の続きを読む

桃太郎市、誕生?

岡山県岡山市が2月1日に桃太郎市になるようです。

ようこそ桃太郎市へ

a

岡山市高谷市長が全面的に出て、鬼の角を付けるボキャブラリーのあるサイトになっています。

この度、岡山市は「桃太郎市」に改名いたします。
 そして新しい市のキャッチフレーズは、「おしい!桃太郎市」です。
桃太郎をはじめとする様々な「おしい!」ものを日本全国に発信していきます。

様々な「おしい!」ものを全国に発信していくという。

“桃太郎市、誕生?” の続きを読む

katofarmさんのお米が東京のWEB制作会社LIGさんのブログに掲載されました。

今日、東京のWEB制作会社LIGさんのブログに福島市の米農家katofarmさんのお米と手紙が掲載されました。

 

lig

LIGに届いた真っ白なお米と一通の手紙

 

 

掲載のことを、katofarm代表の晃司氏に連絡をもらって記事を読んだ時、自分のことのようにすごく嬉しかった。

記事の内容、とても感動しました。

 

LIGに届いた手紙には震災に遭った嘆き、電力会社に対する恨みなどは書かれていません。
消費者の意識を変えたいとか、変えて欲しいとか、そういった願望もありません。
ただ、安全な米を作り、消費者の方に安心して食べてもらいたい。
その為に何かをしたい。前に進みたい。最善を尽くしたい。
大切な土地を守り、美味しくて安全な米を作ろうとこれからも努力し続ける。
手紙に書いてあったのは、その決意です。

この部分、katofarmの気持ちがとても伝わったのではないでしょうか。

 

加藤さんの送ってくれたお米がとても美味しかった!

加藤氏が作った米が美味しいと言ってもらえたこと、そしてそれは福島のお米が美味しいと思ってくれたことでもあると思うのです。

katofarmさんの行動力、素晴らしいです!!

 

katofarmホームページ

 

 

 

 

 

福島のために働きたい。東京のために働きたい。

いま、いわきに来ています。

移動中に、考えていたことがあります。

「福島のために働きたいという人に会うけど、東京のために働きたいという人には会わない。」

ということ。

震災後、東京から地元福島に帰ってきて、福島の人と会うと福島のために仕事をしていきたい。地域貢献したい。活性化にために活動していきたいという人に多くお会いします。

東京で働いていて、東京のために働きたいという人には出会いませんでした。

地域で働いていて、郷土愛に触れられることは、楽しいし、嬉しい。

僕も、福島の人々にお役に立てる仕事をしていきたいと思う1人。

地域で働く生活する、都心で働く生活する、の一つの違いですね。

 

では、会食に行ってまいります。

 

 

新島八重を知る

昨日の夕方、クライアント先で会議が終わったあとに会津出身の方と、新島八重の話になった。

八重さんの話というより、兄の山本覚馬さんの話が多かった。話していて、聞いていて、少し本を読んでおいてよかったと思った。

これからの大河ドラマのネタばれにもなってしまうので、細かくは書きませんが、戊辰戦争での会津にいた時のこと、戦争が終わったあとの京都での活躍など、なぜ今までこんな素晴らしい人材を福島県はもっと大きく取り上げて伝えてこなかったのか。。。そう言い合った。

これから大河ドラマが進むにつれて、ドラマを見るのも必要だし、文献を読んで勉強して、できるだけ話ができるようにしておくことが必要ではないだろうか。

ドラマの舞台は福島県会津。そして、仕事している場所は福島。仕事相手も福島の人も多いだろう。

営業していく上で、必要となる場面がこの1年多くなっていくと思う。

 

ということで、「新島八重その生涯」不破俊輔著を読みました。

写真

会津戦争の厳しさが書かれています。知らなかったことが多かったので、恥ずかしく。そして涙しました。

本の中の一つをご紹介します。

日本や支那は婦人に学問を教えてこなかった。これからは婦人にも男子と同じような学問を与えるべきだ。国家を治めるのは人材だが、その優秀な子を育てるには夫婦が聡明でなければならない。ことに婦人は子どもと接している時間が長いのであるから、子供に対する影響は大である。したがって婦人はよりいっそうの学問を与えるべきだ。

山本覚馬の論文の一部です。八重はこれを見て感激したという。

 

次は、大山捨松の本を読む予定です。

明日の夕方から明後日まで、いわき市に行きます。