2014年サッカーW杯ブラジル大会で使用されたベンチが郡山市の西部サッカー場に贈られることに。

 

郡山市の西部サッカー場といえば、私にとっては思い出深い場所だ。福島東高校・高校2年の時に高校サッカー選手権大会福島県大会の準決勝と決勝をこのサッカー場で戦った。結果は決勝で郡山商業に4−5で敗れ、国立競技場での入場行進はできなかった。決勝で合計9得点が入ったのは当時、福島県大会決勝では史上初めての得点数だった。この記録が敗られたかどうかは定かではない。

その翌年、高校3年の時。これも高校選手権、準々決勝が西部サッカー場で行われ、いわき市の磐城高校と戦った。結果は2−0で敗れ、ベスト8で敗退した。ちなみに、高校2年と3年、どちらもボランチとして出場した。

あれから20年弱が経つわけだが、それぞれ西部サッカー場で試合をした景色は結構覚えている。そのサッカー場に、去年2014年のW杯ブラジル大会で使用されたベンチが贈られるという。明日7日に福島県大会の決勝、尚志高校と学法石川が対戦する。その試合の前にセレモニーが行われる。

W杯使用ベンチが郡山に 高校サッカー県大会決勝で披露  – 福島ニュース
http://www.47news.jp/localnews/hukushima/2015/11/post_20151104221551.html

ベンチを制作したのは大手ガラスメーカー旭硝子。W杯のサッカー場からベンチを引き上げ、国内各地のサッカー場に寄贈。同社の子会社であるAGCエレクトロニクスが郡山市にあり、郡山市に復興支援の一環として寄贈を決めたという。

世界のトップクラスの選手達やチームスタッフ達が利用した選手用ベンチ。審判用のベンチも贈られる。利用するときに思うことはいろいろあるだろう。しかし、選手としては試合中にベンチにいるのではなく、ピッチに立ちたいと思う選手が多いだろう。トップ選手達が利用したベンチだからと、ずっと座っているわけにはいかない。W杯で戦ったトップ選手達も同じ思いだったのではないか。その思いが、ベンチに刷り込まれているかもしれないと思うと、一度座って感じてみたいものである。

 

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斎藤慎也

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