電車などで具体的な話は入ってこないけど、普通のことが入ってくる理由とは。

タイトルは先日、新幹線に乗っていて感じたことだ。指定席を取っていた私は、決まっている席に座り新聞を読んで目的地に移動していた。その前に座っている仕事関係だと思われる二人。スーツを着ている男性が営業か管理かという人、もう一人が作業着だったので職人か現場管理という感じだろうか。

この二人、新幹線の中でも普通に電話に出て話している。スーツの人は、たまにデッキに出て電話しているが、職人らしき人は席を動くこともなく、座って話している、それをスーツの人は注意もしないという状況である。聞くつもりはないのだけど、迷惑にも話の内容が聞こえてしまう。せっかくだから、どんな話をしているのか聞いてみるかと3回目くらいに心境が変わった。聞いてみると、具体的な内容がかなり少ないのである。私が隣にいたら、まずデッキに行きな、と注意するわけだが、そのあとに、それって今じゃなくて良いし、携帯のメールでもよくない?と話すだろう。何度も何度も、席に座り、デッキに出て電話しているスーツの彼も同じだ。雰囲気からして、たぶんトラブルだろうと思うが、具体的な内容にかけている。あんな内容だったら、時間がもったいなくて仕方ないと思ってしまう。そして、それを聞いている私も時間がもったいないと新聞に意識は移った。

新幹線にかぎらず、ローカル線でもそうだが、電車内で電話している人の話の内容は具体的に欠けることはないだろうか。ひそひそと出る人は、急ぎの用事でどうしても今出るしかないのだなと思われる人は、内容は聞こえないし、すぐに電話を終える。逆に堂々と電話に出る人は、周りを気にしないし、急ぎじゃないし、内容は具体的じゃないことが多い。みなさんのまわりで電車で電話している人がいたらそんなことないだろうか。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です