余裕を持って考えたり動くことで生まれるメリットは祖母に学びました。

今日の午前中、福島市内も台風18号の影響で大雨になりました。雨の中、レインコートを着て打ち合わせ開始15分前の余裕のある時間に到着するように歩いている時に余裕を持って動くことについて考えました。

昔から余裕を持って動くようにしています。時間や物、いろいろあります。
その中で以前働いていた住宅の内装資材メーカーの経験をふと思い出しました。住宅の賃貸物件の壁紙貼り替え。壁紙をどのくらい使うのか現場を確認して何メートル必要なのか計算し発注します。
施工が終わったときに丁度良い量で終わると、良い発注量だったね。と言われることがありましたが、自分の中ではギリギリで冷や冷やしていました。もう少し多めに発注するべきだったなと思うし、間に合うか施工中はドキドキだったわけです。ギリギリを狙うのではなく、余裕のある量を考えるようになっていました。

ふと思い出すのが祖母の言葉です。
親戚が集まるのが年に数回あるわけですが食事や飲み物の量など用意するのに話し合いになります。刺身はどのくらい?ビールや焼酎はどのくらい用意しようか?などの話し合いです。そこで祖母がいつも言っていた言葉が「ギリギリになりそうなら余った方が良いよ」です。
シンプルな一言ですが、まだ幼かった私の心に刺さった言葉でした。長年の経験から生まれたこの言葉は、この思いで解消される問題がたくさんあることに気付かされたわけです。

この「余るくらいが良い」の精神は孫に引き継がれています。