登山家・栗城史多さんが2010年に11月に出版した著書を読みました。
栗城さんは先日、エベレストを単独・無酸素登頂を目指しアタックし、8,000m近くまで進みましたが強風や体調不良のため大変危険となり下山されました。現在は病院にて凍傷等の治療をしています。
その栗城さんの2010年11月のこの本、とても感動しました。日中、ドトールで読んでいて涙が出そうになりました。栗城さんのメッセージが今の時代を生きる僕たちにたくさん刺さります。山の写真も掲載されていてとってもキレイです。
そんな本の中から、少しメッセージをご紹介します。
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一歩を踏み出す勇気は、「今、やりたい」という自分の気持ちを信じることから生まれる。
正しかった、間違っていた、は結果ではなく、自分自身で出す答えなのだから。
ありがとう。
すべてのことに感謝する。
いいことにも、悪いことにも。
はじめから開かれている道ほど、つまらない道はない。
本当に自分がしたいこと。皆がしてほしいこと。
そのヒントは「断られている理由」に隠されている。
山登りの目的地は明確だ。
あなたにとっての目的地はどこだろう?
夢はひとりの夢ではなく、多くの人と共有ができた時にとてつもない力を発揮する。
たくさんの人の想いの力で、僕は一体どこまで登ることができるんだろう。
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日々の生活、仕事の中でヒントになるメッセージがあるはずです。良書です。