梁川町の向日葵畑を作ったのは飯館から福島市・伊達市に避難している方々

先日、FacebookやTwitterに、梁川町に向日葵畑があるという写真付きの投稿が流れてきた。

昨日、志学白雲館の渡邉さんが場所を案内してくれました。

 

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こんな所があるなんて知らなかった。

渡邉さんが「探せばいろいろあるもんだよねー」と、話していました。

そう、探せばいろいろあるんだけど、探しているか探していないか。見つけたら伝えているか、伝えていないか。

発信しているか、発信していないか。これにつきます。

今回、情報が入ってきて、渡邉さんが連れて行ってくれて、見つけて、その次に僕の役目は発信すること。

Facebookに上記2枚目の写真を投稿したところ、友達の友達にも伝わって、僕の友達やフォローしてくれている方々以外からもたくさんの「いいね!」をもらっています。伝わって「いいね!」と思ってもらえたのでしょう。

 

どなたがこの向日葵畑を作ったのか検索してみると、福島民報WEBに記事が掲載されていました。

今を生きる ヒマワリに帰郷祈る 十数万本、手入れ 村の方を向き咲き始める 梁川の休耕地

『飯舘村から福島市に避難している自営業佐々木敏雄さん(60)と伊達市に避難している同村佐須行政区長の佐藤公一さん(64)は、伊達市梁川町柳田の休耕地を借り、広大なヒマワリ畑を育てている。
昨年から始め、2年目を迎えた。今年も約35アールの畑に十数万本のヒマワリが大輪の花を咲かせ始めた。2人が仕事の合間に草むしりなどの手入れをしてきた。』 (記事より抜粋)

 

飯館の方々が向日葵畑を作ったんですね。知りませんでした。

昨日、向日葵畑に訪れたときに、声をかけてくれて、「去年の向日葵です」と写真をいただきました。

あの方が佐々木さんか佐藤さんだったんですね。じっくり話を聞けばよかった。

写真には、去年の向日葵畑と空には虹がかかっています。とてもキレイ。

 

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向日葵達をよく見ると、みんな南東を向いています。

『ほとんどの花は村のある南東方向を向いて咲いている。佐々木さんは「太陽の動きに左右されず、不思議で仕方がない。帰郷を願う私たちの気持ちを代弁しているようだ」と目を細める。 』

と記事に書かれている。飯館の方々の思いが向日葵に伝わっているのでしょう。感動的な光景です。

ぜひ、たくさんの方に訪れてほしいです。

 

<地図>

場所が少し違います。349号線を保原から梁川へ走り。草野自動車ボデーの信号のある交差点を左に曲がると見えてきます。


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