日中、NHKでベガルタ仙台レディース対岡山湯郷ベルの試合が生放送されていたので、見てみた。岡山と言えば、なでしこジャパンでキャプテンをつとめている宮間あやさんがいるチーム。
なでしこ以外のチームでプレイしているのを見れるのはなかなか無いので、仙台を応援しながら、宮間さんの動きを見ていた。というか、目立っているので、注目していなくても、自然に注目してしまうっていう感じ。
なでしこでは、前よりの左サイドから中央でゲームメイクするポジションだけど、チームでは、少し後ろ目。ボランチまでは下がらないけど、ボランチとトップ下の間を自由に動いている感じ。ボールを多く触れるポジショニングをしていた。
試合結果は、１－２で、岡山の勝利。この２点が宮間さんの得点。１点目は、ペナルティエリア外で流れの中でこぼれたボールをダイレクトで強烈なミドルシュート。キーパーの頭上を越えたボールが落ちながらゴールへ。２点目は直接フリーキックで、壁を越え、キーパーの頭上を越え、これもまたドライブのかかったボールで落ちて来てゴール。どちらもスピードがあって落ちる素晴らしいシュートだった。
シュートもすばらしいけど、中盤でのボールの受け方とさばき方。仙台はもちろん宮間さんをガッチリおさえないとならないことは分かっていて、プレッシャーを早めにかけるが、ダイレクト、ツータッチの精度が高いことと、受けたときのボールの置き場所が良く仙台は踏み込めない。そんな中で、厳しくいって止めていたところが何度もあった仙台のディフェンスも見物だった。守備面でも、長い距離、中盤から左サイドのペナルティエリア内まで選手についていってシュートコースをおさえていたプレイには特にしびれた。僕がボランチをやっていたから、このあたりは一番すごいと思ってしまうからかもしれない。
宮間あや、さんのクオリティが高くて、個のレベルが違い過ぎるなー。っていうのが、今日観ての感想です。