【なでしこジャパン】中国戦で気になったこと

昨夜のなでしこジャパン、中国戦に1-2で敗れたためリオオリンピック出場は絶望的となってしまった。リオオリンピックの女子サッカーになでしこが出場していないなんて予想していなかった。まだ、出場の可能性が0ではないが相当厳しいだろう。中国が残り2試合を引き分け以上、また、北朝鮮が残り2試合の日本に負けたとしてもオーストラリアに勝利すると日本を北朝鮮が上回ることになる。

中国戦の試合を見ていて気になったことが選手の表情と声。今までの大会では苦しい状況でも笑顔で楽しそうにプレイしているのが印象的だった。なかには、厳しい状況でそんな笑顔で良いのか?という声もありそうなくらい楽しくプレイしていたのだが、私はその状況がとても良い状況だと思って観ていた。私の例では参考にならないかもしれないが、ボランチとして出場していた中学時代や高校時代、リラックスして笑顔をつくってプレイしていた方が声は出るし体も楽に動いたことを覚えている。その経験があったから、なでしこの笑顔で明るくプレイする姿がとても良い印象だったのだ。

昨日の中国戦はどうだっただろう。笑顔がなかなか出ない状態だった。それほど勝たなければならないというプレッシャーが大きかったのではないだろうか。選手同士の声かけの姿も少なかった。宮間選手が声を出している姿は見れたが、他の選手はあまり見ることができなかった。できれば、ディフェンスラインやボランチの後ろからの声があると良いなと思いながら試合を観ていた。

初戦のオーストラリア戦を落としたことが本当に痛かった。そして初戦がオーストラリアだったことが痛かった。オーストラリアは日本に勝ってから、そのまま3連勝している。14得点1失点の得失点差13という素晴らしい結果になっている。強い。

残り2試合。ぜひ2連勝してもらいたい。