千葉清藍さんの書道パフォーマンス

先日11月3日に二本松の菊人形を見に行ってきたことを書きました。

二本松の菊人形に行ってきました。

この日、特設ステージで11時から千葉清藍さんの書道パフォーマンスが行われました。

 

書き始めた時、緊張感が伝わってきました。

 

墨を入れた陶器から筆を出して、ぐっと書き始めるところがすごい。

 

琴と尺八の音が鳴り響くなかで。たくさんの方が見守っていました。「きくじゃないかな?あれは」「あ、きくだよ」みたいな声がまわりで聞こえてきたけど、静かに見てほしいですね。

 

今回の文字について説明する清藍さん。清藍さんのブログにこちらの解説が書かれていましたのでご紹介します。

 

書いた文字は「菊心」。

再び菊を見た時に、今日の思い出を重ねてほしいという願いと、菊人形の菊の着物を10日~2週間に一度着せ替えている「菊師」さんの思いを感じてほしいという願いを込めました。

また、作品の一部に二本松市の上川崎和紙を使用したのですが、素朴な風合いの中に、気品と温もりを感じる和紙でした。

書パフォーマンスin二本松の菊人形|千葉清藍ブログ

 

清藍さんは、2010年に福島県内の全市町村を巡る「書道の旅」を開始し、2011年3月に東日本大震災が発生、足止めになりましたが6月に再開し、8月に巡りを終えています。その後、東京などで個展を開いたり、各地で書道パフォーマンスを行っています。

現在、会津33観音巡りを実行中です。

 

清藍さんのブログ記事を読んで活動されていることは知っていましたが、このように実際に書かれているところを拝見したのは初めてでした。たくさんの方が見守る中で一発勝負で一枚の紙に書いていく緊張感やバランスの完成度などプロフェッショナルを感じました。

「菊心」に込めた想い、大変感動しました。

 

書道家 千葉清藍(ちばせいらん)ホームページ

 

 

 

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