サッカーU-23日本代表がリオ・オリンピックへ。オーバーエイジ(OA)は反対。

 

昨夜、サッカーU-23日本代表がリオオリンピック出場のアジア予選決勝で韓国に逆転勝ちし優勝した。今年夏に開催されるリオオリンピックにアジアチャンピオンとして出場となった。試合は最後まで観れず前半で眠気に負け寝てしまったので、朝目が覚めて、スマホで「3点奪い逆転勝利」のニュースには驚き、喜んだ。

毎回オリンピックになると話題になるのがオーバーエイジ(OA)枠について。オリンピック男子サッカーは23歳未満でなければ選手登録ができなくなっている。しかし、年齢制限関係なく数人登録できる。以前は3人だったが、最近は2人になっているようだ。

前回大会2012年のロンドンオリンピックでは吉田麻也(当時27歳サウサンプトン)選手と徳永悠平(32歳FC東京)選手がOAに入り出場した。結果は32年ぶりのベスト4となる。

私はこのオーバーエイジの制度は以前から疑問だった。アジア予選を若い23歳未満という若いチームで結集し勝ち上がり、出場を決めたのに、そこに予選を戦っていない年上が混ざるというのはどうも違和感があって仕方が無い。

サッカーの試合は試合だけの時間だけでなく、長距離移動し、一緒に生活をしながら練習や食事、リラックスタイムなど多くの時間をチームと過ごすことになる。そこに年上の日本代表クラスの選手が数人入ったらどうなるのだろう。それは人にもよるし、もちろん学びになることもある。

1つ確かなことは、オーバーエイジで出場する選手の分、若い選手が出場できないということだ。

フィールドで戦う選手は11人。そのうち2人がオーバーエイジに確保すると9人となる。若い人が世界で戦うチャンスがやや減ると言えるだろう。

なんとなく今の社会に似ているところはないだろうか。若い人で戦う社会はいろんなところにあるのだが、そこに年上の方々が入っていて若い人のチャンスがなんとなく減っている。

サッカー協会は、ここ最近のサッカーオリンピックの戦い方をみているとオーバーエイジ枠を採用するだろう。声がかかりそうな選手がすでにネット上で話題になっている。4年前のロンドンでの悔しい想いがあったからという話もあるようだ。

しかし、私は協会から要請があったとしても選手側から断ってほしいと思っている。理由は上にも書いたが、若い人達のチャンスを少しでも増やすためであり、予選をフィールドで戦ってきたのは若い人達だからだ。オーバーエイジ(OA)は反対である。

 

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斎藤慎也

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