福島のプレミアム旅行券、抽選にすれば良かったのでは。

こんばんは。今日は朝、毎週水曜日配信のメールマガジンを予定通り配信しました。読者の方々に届いていると思いますので、すきま時間に読んでいただけると嬉しいです。

さて、先日1日に発売され20分で完売された4万枚の福島県のプレミアム旅行券。昨日と今日と福島県内のメディアでは、コンビニで旅行券を購入できなかった。回線につながらず、つながったと思ったら完売になっていた、と苦情が県にたくさん来ているようです。
私は、コンビニで発売、しかも早いもの勝ちという今回のシステムに絶対に何か起きると予想していました。というか、予想できたと思います。

1日から1週間くらいの申込期間を作って、それから抽選にするという方法が良かったのではないかと思います。
そう思った理由は、秋田県の「大曲の花火」です。毎年たくさんの人が訪れる大曲の花火大会は、有料観覧席が設けられており、毎年申込して抽選が行われる形になっています。以前、私も申し込んだことがあり当選したことがあることを今回の福島の件で思い出しました。当選したとき嬉しかったなぁ。

今回の福島の件は、初めての試みであり、4万枚という数字が申込数に対してどのくらいの規模なのか読めなかったと思います。考えられるリスクを全て出して、この方法にしたのか疑問です。結果、たぶんどのくらいの申込があったのかという数字を20分で完売となったことで把握できていないでしょう。せめて人気度、ニーズを拾ってほしかったですね。

以上のようなことを、今日思っていたのですが、夕方に更に発覚したのが、コンビニで購入できる件数の約半分、2万件弱が売れ残っていたというのです。コンビニ端末を利用したことがある人なら分かると思いますが、申込券が発行されたら、30分以内にレジで代金を払うようになります。申込券が発行されてそれで完了と思った方が多かったようです。こちらも購入手続きの説明不足と言わざるをえません。明日の地方紙朝刊でも大きく報道されると予想されます。

今回のプレミアム旅行券は全3期あり、あと2回発売されます。ぜひ次回からは申込期間を設けて抽選にしてほしいです。抽選にすることで、どのくらい県外の方が申込していただけるのか確認もできます。個人的には県内の方に発売するより、県外の方に購入していただき福島県に来てもらいたいです。更にいえば、発売枚数を県外の方向け枚数と県内の方向け枚数と分けて、県外の方向けの枚数比率を相当大きくしてほしいですね。

 

<参照記事>
「福が満開、福のしま。」旅行券20分で完売 1期分4万枚 (福島民友新聞) – Yahoo!ニュース

 

 

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