なでしこジャパン・準優勝

今朝行なわれた女子W杯の決勝、日本対アメリカをテレビ観戦しました。
結果は5−2でなでしこジャパンの2連覇はなりませんでした。
試合には敗れましたが、なでしこジャパンのチーム全員、選手、スタッフも含めての戦い方にはとても感動しました。
点数を取られたあとに、チームを盛り上げるフィールド内の選手、ベンチから声を出す選手、勝つためにチャレンジする選手起用、一つ一つの動きは目を離すことができない90分間でした。

最初に取られた3点は早い時間帯で、いままでゴール前で最後のブロックがばっちり合い止めていたものがアメリカの精度が高く正確に決めてきたところは、レベルの高さを見せつけたと言えるでしょう。

私個人的な例を出すのは、失礼なことですが、高校2年生の時の福島県大会決勝で同じような思いを経験しています。
福島東高校対郡山商業高校の冬の選手権の福島県決勝、前半の20分までに3点を郡山商業高校がうばいリード、その後4点目を決めて前半は0−4で折り返しました。もう攻めるしかない環境に置かれ、ボランチだった私も攻撃的にシフトしたことを覚えています。後半の早い時間に1点返し、1−4の3点差へ。そして、そのすぐあとに5点目を決められて1−5にされます。点差を縮めてすぐにまた開く、自分の経験となでしこの試合が少し重なりました。
その福島県決勝では、残り5分で3点を福島東が決めて4−5まで追いつめました。
そう、5分あれば3点入る。10分あれば4点入る可能性はある。という経験があったので、なでしこジャパンにも最後までチャンスがあると応援していました。

しかし、アメリカは強かった。1−4から2−4にしたあとに5点目を奪われてしまったのはとても大きい失点だったと思います。日本を右に左に大きくゆさぶる攻撃はすばらしい得点でした。
なでしこのボランチコンビはもう見ることができないかもしれないと思って観ていたのが、澤選手と宮間選手のダブルボランチ。澤選手は今大会でW杯は最後と発表しており、試合後のインタビューでも同じような内容のことを話していた。澤選手と宮間選手のボランチをW杯で観るのは最後だっただろう。

4年後の次のW杯には、今大会でフィールドに立っていた選手がまたチャレンジできる。とくに岩渕選手、菅沢選手、熊谷選手はまだ20代前半で、次回大会は26歳から28歳とさらにレベルアップが期待されるだろう。
今大会27歳から28歳の選手も多くまだチャレンジできる。
試合の最後にスリーバックとなった宇津木選手と阪口選手と熊谷選手が試合内容について話していたと思われる光景があった。次へつながる動きを試合後すぐに始めていたのである。

毎試合、感動したW杯だった。女子サッカーリーグの試合、観に行こう。なでしこジャパンが次の大会に優勝できるチームにさせるために私ができることは、試合を観に行き、実際に選手を観て、選手はたくさんの応援の中で成長していくだろう。

 

 

明日の朝、なでしこジャパンの準々決勝。

こんばんは。
ブログに書くほどのことではありませんが、
明日の朝、なでしこジャパンのW杯準々決勝が行われます。
5時キックオフです。
相手はオーストラリア。
キックオフから観たいので、
早く寝ます。
おやすみなさい。

 

 

なでしこ勝利!

こんばんは。
今朝、メルマガ Vol.84 を配信しました。
読者の皆様とどきましたでしょうか?
隙間時間などにさらっと読んでいただけると嬉しいです。

今日はなでしこジャパンの決勝トーナメント1回戦でした。
オランダに勝利!テレビの前で興奮しながら観戦しました。
前線からの守備、安定していましたね。
後半の最後はオランダがパワープレイになったので、
少し押しこまれてドキドキハラハラしましたが、
観ていて、なんか点数取られる感じはしませんでしたね。
守備の集中と安定感。
そして、澤選手がピッチにいたのも心強い感じがしました。
次のオーストラリア戦、楽しみです。

なでしこジャパン、ワールドカップ2015カナダ大会の初戦スイス戦に勝利。

なでしこジャパンが初戦勝利した。私はNHK-BS1で観戦、後半はヒアヒアしつつも点を取られないだろうという安心感もあり、そして勝ち切ったなでしこは強かった。

先日ブログに書いた、ディフェンス4枚の予想スタメンは半分外れた。右を有吉でスタートするとは意外だったが、見事に当たる。攻守に光っていた。右サイドは中盤に大野、後ろに有吉、とにかく走る2人だった。なでしこ陣地まで押し込まれるケースは何度かあったものの、シュートレンジまでにさせることはほとんどなかった。

左サイドは鮫島を予想していたが、宇津木がスタメンだった。右サイドのようにサイドラインをかけあがっていってクロスボールを送るようなケースは見られなかったが、中盤でのボールまわしにからんだり、相手選手へのプレッシャーを積極的に早くし、おさえていた。でも、どちらかというと、こちらサイドからクロスボールをあげられる場面が右より多かったかもしれない。相手のゴールラインまでかけあがってクロスボールをあげるような戦術は鮫島の方が足が早く、ドリブルからのクロスの組み合わせは得意だろう。

PKを奪った、身体をはった安藤は今日骨折していることが発表され、手術が必要とのこと。ぶつかった場面を見ていたが、上半身から右側にキーパーが接触しているように見えたから、左足首と聞いたときにひねったかもしれないと感じた。まだ詳しくは公表されていない。

安藤のプレイはなでしこに1点、そして大きな初戦勝利を生み出した。大きな存在はチームに大きな勝利と大きな絆をつくったのではないだろうか。次の試合、カメルーン戦も楽しみだ。

 

明日、なでしこジャパンの戦いが始まる。YouTubeで選手のインタビューを公開中。

昨日、サッカー女子W杯2015カナダ大会が開幕した。日本代表、なでしこジャパンは日本時間の明日9日11時に初戦スイス戦がキックオフされる。

先日行われた親善試合でイタリアと対戦したときにもブログで書いたが、パスをまわす、走る、の連動性のレベルアップを感じる時間帯がとてもあって感動した。4年前のドイツ大会に比べて、明らかに全体的にレベルアップしている。ディフェンスラインと中盤を見ると、当時24歳前後だった選手達が4年経ち、28歳前後になり技術アップだけでなく経験を重ねている。たぶんディフェンスライン4枚のスタートは前回大会と同じ、右から近賀、岩清水、熊谷、鮫島になる可能性が高いだろう。熊谷選手は前回大会20歳だったので、今回24歳。安定感は前回より更にアップし、楽しみなのは最終ラインでボールをまわすビルドアップの際のフィードボールの正確さと速さだ。ここから配給されるボールが正確で速いので、攻撃へのシフトをぐんと作ることができる。

W杯に向けて、日本サッカー協会はYouTube公式チャンネルでなでしこジャパンの一人一人のインタビューを公開している。ピッチでは観ることができない、一人一人の考えなどを聞く事ができるようになっている。

個人的に、鮫島選手を応援している。高校卒業後に所属した東京電力マリーゼは福島県のJヴィレッジを拠点にしたチームだった。プロ契約でなかったため、東京電力福島第一原発で事務員として働きながらサッカーをしていた。東日本大震災のときもマリーゼ所属だったが、その後活動自粛となってアメリカに渡っている。
前回大会での東北、福島への想いを話してくれたことは忘れていない。

鮫島選手の雰囲気が出ているインタビュー。明るく楽しい感じ。日本の文化がなでしこを作っているという深い内容もあった。