本と出会える新聞

読みたい本との出会いはいろんなケースがある。ふらっと入った本屋の中。ネットを見ていてさらっと入ってきた情報。いつも読んでいるブログの中で紹介されていた。などなど。

その中も私は新聞の中で本が紹介されているページが本との出会いを楽しくさせている。まず書評が参考になる。あの文量は書店で出会うことは難しい。

そして、新聞をめくっていく流れの中でさらっと本のページが流れてくるのが良い。気になる本のタイトルや書評のタイトルがあれば読んでいく。そして読みたい本をメモする。という流れだ。

今日もお風呂に入ったあとに今朝の新聞で読んでいないところを読み直しているときにさらっと「読書」ページになり、メモした。気付いたらこの時間夜の11時半となっていた。さて、そろそろ寝るとしよう。

 

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ニートの経験と本

自伝書などの本を出版しているわけじゃないので同級生とかしか知らないが僕はニート経験者である。25歳くらいのときかな。

期間にして約半年くらい。社会人で一人暮ししていたのが実家に帰って引きこもりに。当時は精神的にドン底だったのは間違いなく。あんなに社会に必要とされていない時期は無かっただろう。

その期間にしていたことと言えば、ひたすら読書をしたこと。地元の図書館で目についたものはひたすら借りた。決まっているのは返却の日だけであり、自分にはかなり時間があったわけで借りるだけ借りた。ブックオフにもかなり行った。100円コーナーによく来る私を見て店員はどう思っていたのだろうか。

当時の本との出会いがいまの自分を作り上げたのは間違いない。あの時代に読んだ本の作家が今も好きだったりする。逆にそのときに自分には必要だった人の本が今は違ったりする。時間の使い方、歴史について学んだのもあの時のものが大きい。

どんな本を読んだのか詳しく思い出すのは難しい。かなり読んだため書き出したら凄い量になりそうだ。本の数は先日実家で久しぶりに本を整理して、気に入っている本を200冊くらい残し、他は処分、300冊くらいあった。これをニート時代から2,3回しているので当時だけだと500冊近く読んだと思う。図書館も利用していたのでもっとあるかな。

図書館、ブックオフの存在はありがたかったけど、書いている人のことを考えると辛い気持ちだった。
単行本は約1300円、文庫本は約700円のものを100円で買ったわけで古本ということは世の中に出回った数は変わらないことになる。作家には印税が入らない。地元に雇用が生まれるかもしれないが作家にはお金が回らないと思うと辛かった。。。

ビジネス書を読んでいると本は新品で定価で買うことをすすめる人が多い。1300円前後で活躍している人の本を読めるのはとても安いし、購入したお金は将来必ず返ってくると伝えている。ただ、当時の私にはそれが出来ず悔しかった。そして必ず定価で買えるようになってやると思ったものである。

今は定価で買う。月に何十冊も買えるわけではないけど、買えるようになったことに喜びを感じるし、定価で買うと回収しようとする気合が違う。ニート時代と違う気合がある。

回収はまだまだこれから!