女川駅オープンの日に訪問

先日3月21日。女川駅がオープンし石巻線が震災後初めて全線開通した。そのオープンの日、女川を訪問してきた。今回で3年連続3回目。

訪れた際には写真を撮影していたので、以前と現在を比較して掲載する。

昨年、駅が建設される前の盛り土の様子。

140503

今回の女川駅。羽ばたくウミネコをイメージした建物が駅。奥にある建物の場所を比較すると以前との違いがよく分かる。手前の土地も盛り土され、駅に続く道が新たに出来ている。

DSC_0007

駅正面から。あたたかみのある駅はキレイだ。オープニングセレモニーもありたくさんの人で賑わっていた。

DSC_0009

DSC_0010

DSC_0016

DSC_0020

DSC_0021

 

駅舎の3階は展望スペースになっていて、これから海に向かって出来ていく道「プロムナード」の奥に海を見ることができた。とれもキレイ。

DSC_0013

逆側は全国に繋がった線路。感動。

DSC_0012

 

駅の中は「女川温泉ゆぽっぽ」という施設になっている。21日は見学することができた。

窓が多く明るく清潔な休憩スペース。

DSC_0024

休憩スペースから大きなタイルアート。

DSC_0025

休憩スペースの窓側は座れるようになっており海を見ることができる。

DSC_0026

逆側も大きな窓で電車が入って来たり、出発を見ることができる。

DSC_0027

階段にはこんなインテリアも。

DSC_0028

浴室にもタイルアート。次回訪れたときにはぜひ入浴しよう。

DSC_0022

建物の外には、足湯あり。ここでもコミュニティが生まれそうだ。

DSC_0029

 

たくさんの人で賑わう女川駅から移動し、地域医療センターへ。女川さいがいFMがある場所。冒頭の写真はこの高台から撮影。ここの高さまで津波が。新しく石碑が建てられていた。

DSC_0005

 

女川さいがいエフエムは春色に。震災後に立ち上がったこのラジオ局はいまも放送を続けている。NHKスペシャルドラマ「ラジオ」の舞台。時々、ネットで聞いている。地域密着のあたたかく癒され、そして熱いメッセージを伝え続けているラジオだ。

DSC_0033

たくさんの花びらメッセージ。

DSC_0034

 

地域医療センターから。盛り土の工事が進み、遠くには新築住宅が確認できる。

2013年6月。

130604

2015年3月

DSC_0003

 

きぼうのかね商店街へ移動。

DSC_0043

女川ポスター総選挙が開催中。

DSC_0037

 

DSC_0038

DSC_0036

投票した。どのポスターが一番人気かな。

DSC_0039

 

ツイッター、やってないけど、つぶ焼くよ。

のつぶを食べた。美味しかった。

DSC_0041

DSC_0040

 

女川駅だけでなく、地域医療センターの女川さいがいエフエムや隣の商店街、きぼうのかね商店街にもたくさんの人が訪れていた。22日に開催された復幸祭の際には、臨時列車が出たり、ある電車は乗車率が200%を越えたという。

非常に心にのこっているのは、駅前でイベントが終わり後片付けをしている地元の方々の雰囲気がすがすがしかった。小学生や中学生、高校生、若い人達が明るい声をかけあって動いていた。今回で震災後に3回目の訪問になったが毎回感じるのは地元の人達の人柄の良さである。直接話すことは少ないけど、それは不思議と伝わってくる。つくっている空気というか、なんとも言えない感じ。

「人が人を呼んでいる」、と言える場所だろう。福島に帰ってきても女川さいがいエフエムから今の女川の様子を言葉で知ることができる。そして、また行きたくなる。そして、今回も良い時間を女川で過ごすことができた。

また近々、訪問しよう。

 

【メールマガジン毎週水曜日配信中】
https://saitoshinya.com/?page_id=49

斎藤慎也
Twitter:https://twitter.com/shinnemonsan
Facebook:https://www.facebook.com/shinya.saito.773
Instagram:http://instagram.com/shinnemonsan/
Mail : info@saitoshinya.com