今日の日中。福島県立図書館に行きました。
クールシェアを自然に使っている人はスマートである。
福島の夏は暑い。先日、伊達市梁川町が39.1℃まで気温が上がり全国2位にランクインし、観測史上初の気温になったことは記憶に新しい。梁川町をはじめ、盆地が多い福島県内は福島市も郡山市も会津若松市もそして梁川町に毎年蒸し暑い夏がやってくる。私はそんな夏が嫌いじゃない。いや、むしろ好きだ。
フリーランスとして生活するようになり、スーツを着ることがほとんど無くなった。仕事のスタイルもプライベートのスタイルもほぼ変わりはなく、ジーンズにシャツかジャケットである。夏は着るものも少なくて済むし着るものに迷うこともない、まぁ、もともと服はかなり処分したので、残ったものを使い回ししているだけなので選択肢が少なく、選択時に迷う時間もない。
タイトルと、話がずれそうだから戻す。先日、新聞を読んでいたら「クールシェア」という言葉が目に入った。文章と一緒に掲載されている写真は、碁を打っている人達が写っている。涼しい場所に集まり、日中の消費電力をおさえる、結果的に自分の家の電気代の節約にもなる。多摩美術大学デザイン学科・堀内チームが運営しているクールシェアのサイトに説明が書かれている。
クールシェアとは、暑い時はみんなでいっしょに涼しい場所に集まり、 ゆったりとした時間を過ごすことです。クールシェアをするにはご自宅のほか、多くの人に開かれゆっくりとできる場所、クールシェアスポットを利用しましょう。
COOL SHARE サイトより引用
家庭ではエアコンをかけている部屋に集まり他の部屋のエアコンは消す、公共の場として図書館や集会所、美術館などに集まる、民間の場としてカフェやレストラン、映画館がクールシェアスポットになるとのことだ。私はこのなかでよく利用する場所が図書館である。日頃購入しない新聞を片っ端から読む。あっという間に時間が過ぎていく。そんな人達が私だけでなく、まわりに沢山いることに気付く。なかには以前も顔を合わせたことのある人もいる。自然にクールシェアを利用して、顔を合わせるとはなかなかスマートだ。
図書館のことでは、ある方が著書で書いていたことを思い出す。流通ジャーナリストで、さんまのホンマでっかTVに出演したりして活躍した故金子哲雄さんが「清く・貧しく・ゴージャスに!超三流主義」の中で次のように書いている。
賃貸物件を探すときには、「図書館」が近くにある物件を選ぶのが得策です。本代はもちろん、新聞代や週刊誌代も不要。休日にはエアコンの効いた書斎代わりにも利用できるので、電気代も節約できます。これらを年間計算すれば、少なく見積もって15万円は浮くのではないでしょうか。これだけ浮けば、カップルでハワイ旅行が楽しめちゃいますよね。
58Pを引用
カップルでハワイ旅行とはね、確かに行けそうな計算になる。図書館を利用する方法はまさにクールシェアのことが書かれていた。金子さんの著書は自分のお金の使い方、お金の考え方に大きな影響を与えている。この本のサブタイトルは年収200万円で600万円の暮らしを!である。一流や二流より「超三流!」という吹き出しの先には笑顔の金子さんが帯に写る。久しぶりに本棚から出してきた。これも何かのキッカケだから、再度読むことにしよう。三流主義が気になる方にはオススメの一冊である。
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斎藤慎也
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変化しよう。
先日久しぶりに某図書館に行ってきました。読書週間中なのでじっくり本でも読もうと思いまして。
何年も前から定期的に訪れている図書館ですが、席の配置や貸出カウンターの場所が全く変わっていません。変わったところといえば東日本大震災関連の本が置かれるブースが追加されていたことぐらいでしょうか。しかし、この場所が非常に場所が悪い。BGMも全く流れていません。
時が流れれば変化は必要だと思います。席の配置を変えて増やして勉強できるようにしたり、BGMを少し流して小さい子供でも気軽に本に触れることができる環境にしたり、東日本大震災のブースをもっと分かりやすい場所にしたりなど、いろいろあります。
たぶん現場の人は分かってるんだろうなーと思いますが、決める人達が動かない、意見を伝えても変化しないと思われているのでしょう。
教育に力を入れている地域かどうかは図書館を見れば分かるのではないかと考え始めました。昔は最新の教育環境は学校、行政が作っていたはずだと思います。なんとなく世の中より遅れていると感じてしますのは気のせいでしょうか。
世の中の流れを感じて、考えて、生きることは個人でできること。
自分で変化しよう。