温泉俳優・原田龍二さんの著書「一湯入魂」

原田龍二さんという俳優の存在を知り好きになったのは、もちろん俳優の姿。特にテレビドラマシリーズの「狩矢父娘シリーズ」で、ドラマのヒロイン役、女優の藤谷美紀さんとヒロインの父役の田村亮さんとの出演での正義感のある柔らかい雰囲気の原田さんの役は本当にぴったりという感じです。

そんな役者のイメージの強い原田さんが旅番組でタオル一枚で堂々と温泉に入っていく。これがまたカッコイイ。まさか、年末の「ガキの使いやあらへんで」の「笑ってはいけない」シリーズで裸で登場するとは、これは驚きでした。

旅番組でタオル一枚になり、脱ぎっぷりが良い!ということが話題になりやすいですが、私は原田さんの旅番組を見ていて、地域の方々との接し方や話し方、マナーなどなど、安心して見ることができ、また、話を引き出す上手さ、というのもいつも楽しくみています。

この旅番組を中心とした本が昨年2018年11月に出版されました。その名も「一湯入魂」です。購入してから、寝る前に少しずつ読み進めてきて、先日、読み終わりました。

旅番組当初のことは、見たことがありません。始まったキッカケ。温泉俳優の誕生、再び訪れた場所、涙の理由、など。また、裸で温泉に入っている写真や温泉に入ったときの自然に出る言葉。訪れた地域と温泉について原田さんの言葉で書かれています。もちろん、福島県内の温泉も登場しています。

本の裏表紙、帯にはこう書かれています。

「温泉との出会いは 一期一会ならぬ”一期一湯”」

原田さんが伝えてくれる温泉のこと、とても癒される言葉が書かれている全285ページです。

 

▼斎藤慎也
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