福島県のプレミアム旅行券、抽選に変更へ。

先月6月1日に発売され、コンビニ端末で発売されたものの半分が決済されず売れ残り話題となった福島県のプレミアム旅行券。次回から抽選に変更されると発表されました。
先月1日の結果からこのブログで「抽選」にした方が良いのでは?という内容のものを書いていました。

福島のプレミアム旅行券、抽選にすれば良かったのでは。
https://saitoshinya.com/?p=4323

今回の抽選では、「往復はがき」を利用。
抽選にすることで、どのくらいの応募があり、県内県外どこからかを調査できるようになりました。ぜひ総数などのデータを公表してほしいですね。
しかし、ここで疑問!せっかくニーズ調査ができるのに、年代・性別を書く項目がありません。また、宛先は北海道と福島県ではありません。
と、まぁいろいろ発見はしましたが、早い段階で抽選に切り替えたところは評価できますね。

あとは、当選した人がどのくらいの確率で決済するかです。
家族全員の名前で一つでも当たれば!という思いで抽選する方もいるでしょう。
全員当たったら、全て決済しないでしょう。
今までの抽選に対する決済率をデータから予測して、売れ残りが起こらないように当選を出してもらいたいです。

<参照記事>
はがき抽選方式に変更 旅行券販売、25日から受け付け(福島民友ニュース)

「福が満開、福のしま。」旅行券販売方法の変更について – 福島県ホームページ

 

 

朝刊2紙ともにプレミアム旅行券。

 

こんばんは。暑くもなく寒くもなく半袖で過ごしやすい気温の夜です。

昨日のブログで福島県のプレミアム旅行券がすぐに完売、コンビニ端末分が売れ残った、苦情がたくさん県にきている、というのが朝刊に掲載されるだろうと書きましたが、やはり大きく掲載されていました。上の写真が福島民報と福島民友の一面です。

福島民報と福島民友の一面、トップ記事が違うので2紙比べるのは面白いです。どちらが自分に合う新聞かなぁと考えながら時々2紙読んでいます。今回のプレミアム旅行券については民友がトップで掲載していました。

その民友の記事によると、「秋田県が5月に販売した旅行券でも、端末のシステムトラブルによる受付票の未発行やレジでの未清算で約30%が売れ残ったという。県によると、コンビニ端末で取り扱うコンサートチケットなどでも通常3割程度が売れ残り、人気が高いチケットほど割合が増えるという。」とのことです。

では、もともと県は3割の売れ残りは想定の範囲内だったということになるんでしょうね。しかし今回は約45%が売れ残ってしまいました。

あと気になるのは、県外で端末で受付票が発行されて代金が支払われず無効となったのが1万1723枚あるという。福島県内では連日、地方新聞と地方ニュース、そして職場などで話題になっているが、県外の方で無効となってしまった方はご存知だろうか。心配です。

今回、無効となった枚数は次回の2期に上乗せされる予定となっています。次回はぜひ抽選での方法を検討してもらいたいです。

DSC_0442

 

 

Facebookページはじめました。
saitoshinya.com ページ

 

【メールマガジン毎週水曜日配信中】
https://saitoshinya.com/?page_id=49

 

斎藤慎也

Twitter:https://twitter.com/shinnemonsan

Facebook:https://www.facebook.com/shinya.saito.773

Instagram:http://instagram.com/shinnemonsan/

Mail : info@saitoshinya.com

 

 

福島のプレミアム旅行券、抽選にすれば良かったのでは。

こんばんは。今日は朝、毎週水曜日配信のメールマガジンを予定通り配信しました。読者の方々に届いていると思いますので、すきま時間に読んでいただけると嬉しいです。

さて、先日1日に発売され20分で完売された4万枚の福島県のプレミアム旅行券。昨日と今日と福島県内のメディアでは、コンビニで旅行券を購入できなかった。回線につながらず、つながったと思ったら完売になっていた、と苦情が県にたくさん来ているようです。
私は、コンビニで発売、しかも早いもの勝ちという今回のシステムに絶対に何か起きると予想していました。というか、予想できたと思います。

1日から1週間くらいの申込期間を作って、それから抽選にするという方法が良かったのではないかと思います。
そう思った理由は、秋田県の「大曲の花火」です。毎年たくさんの人が訪れる大曲の花火大会は、有料観覧席が設けられており、毎年申込して抽選が行われる形になっています。以前、私も申し込んだことがあり当選したことがあることを今回の福島の件で思い出しました。当選したとき嬉しかったなぁ。

今回の福島の件は、初めての試みであり、4万枚という数字が申込数に対してどのくらいの規模なのか読めなかったと思います。考えられるリスクを全て出して、この方法にしたのか疑問です。結果、たぶんどのくらいの申込があったのかという数字を20分で完売となったことで把握できていないでしょう。せめて人気度、ニーズを拾ってほしかったですね。

以上のようなことを、今日思っていたのですが、夕方に更に発覚したのが、コンビニで購入できる件数の約半分、2万件弱が売れ残っていたというのです。コンビニ端末を利用したことがある人なら分かると思いますが、申込券が発行されたら、30分以内にレジで代金を払うようになります。申込券が発行されてそれで完了と思った方が多かったようです。こちらも購入手続きの説明不足と言わざるをえません。明日の地方紙朝刊でも大きく報道されると予想されます。

今回のプレミアム旅行券は全3期あり、あと2回発売されます。ぜひ次回からは申込期間を設けて抽選にしてほしいです。抽選にすることで、どのくらい県外の方が申込していただけるのか確認もできます。個人的には県内の方に発売するより、県外の方に購入していただき福島県に来てもらいたいです。更にいえば、発売枚数を県外の方向け枚数と県内の方向け枚数と分けて、県外の方向けの枚数比率を相当大きくしてほしいですね。

 

<参照記事>
「福が満開、福のしま。」旅行券20分で完売 1期分4万枚 (福島民友新聞) – Yahoo!ニュース