福島民友が今日で紙齢40000号。若者の新聞購読者を増やしたい。

 

福島民友が今日で紙齢40000号となりました。おめでとうございます。すごい数字ですね。日頃気にしていませんが、1面右上に紙齢の数字が掲載されていて、今日11日の右上には40000と0が4つ並びました。歴史的な紙面を手にとなった気分になりました。

今年は戦後70年ということもあり、例年に比べて新聞を読んでいます。全国紙も読んでいますが、地方紙は福島民友を読んでいます。会津若松市と梁川町を毎月行き来しているので、販売店と購読契約していませんので、コンビニや駅で購入して読んでいます。

今日の福島民友は40000号特集として、脚本家倉本聰さんと作家門田隆将さんの寄稿や「重ねた歴史4万号」や「福島民友の社史」など掲載されています。倉本さんの寄稿の中に、3・11の震災後、福島に通うようになってから福島民友をとるようになったことや「地方」というキーワードで、「民友には住民目線の地方の意思を感じる、だから読んでいて面白い」そして、「地方創生を国が唱えるなら、中央の論より地方の記事を政治家はもっと読むべきだし、そこから発想を起こすべきである。」と書かれていました。同感です。私も福島民友を読んでいて感じるのが距離感です。今日の民友の社説「紙齢40000号/県民とともに確かな未来を」には熱い想いを感じました。こちらからも読めますので読まれていない方はどうぞ。
http://www.minyu-net.com/shasetsu/shasetsu/FM20151111-027137.php

東京で生活していたときには地方紙を購読するという発想がなく、たまに朝、駅の売店で全国紙を購入しさらっと読む程度でした。震災後に福島に戻ってきて、しばらくはニュースアプリで十分だと思う時期もありました。それが、今は毎朝読まないと物足りないし、なぜ、もっと早く手にしなかったのかと悔やむばかりです。福島民友には、上から目線のような表現になりますが「取材力」を感じています。どのあたりが、と聞かれると詳しく伝えられないのですが、全体を読んでいてそう感じることが多いのです。

今朝、Twitterに年代別の購読者比率というのがちょうど流れてきました。新聞を毎日読む人は10代4.3%、20代8.2%、30代21.8%とのことです。実際に同年代に会うときには新聞を読んでいるかヒアリングすると、確かにこのくらいの比率になっています。全国学力テストで新聞を読んでいる子供は読んでいない子供より正答率が高いというデータが出ました。大人が読む姿を見せるのも必要ではないでしょうか。直接教えるのではなく、間接的に姿を見せる教育ですね。

実際には朝刊はどれほど読まれているのだろうか(不破雷蔵) – 個人 – Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/fuwaraizo/20151110-00051174/

全く新聞を読んでいないという方、新聞を時々読んでみませんか。私は地方紙・福島民友に可能性を感じています。

 

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斎藤慎也

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