【いわきFC】第98回 天皇杯サッカー1回戦 VS ソニー仙台 を観戦してきました。

先日26日、いわきグリーンフィールドで行なわれました天皇杯サッカー1回戦 いわきFC VS ソニー仙台 戦を観戦してきました。

結果は1-2でいわきFC、敗れました。

勝たせたかった。2回戦に進出して、等々力競技場という会場で、川崎フロンターレと戦わせたかった。そして、私も等々力でいわきFCを見たかった。

 

この試合。天皇杯1回戦が全国各地で開催された中、観客動員数が2,298人と、全国で一番観客が入った試合になりました。

私は会場にキックオフ1時間前に到着して、まず目に入ったのが、バックスタンドのサポーターの皆さん、そして、会場に入って、すぐ左のメインスタンドのいわきFC側、かなり席が埋まってきていることに感動し、バックスタンドのサポーターの皆さんの近くに座っていると、どんどん観客席が埋まっていく、通る人に「応援お願いします」と声をかける、チャント集を印刷した紙を渡している、サポーターのみなさん。この光景に感動していました。

試合開始前に、この空間が、いわき市にいわきFCが浸透していると感じた時間でした。感じてる時間にどんどん席が埋まって行く。ユニフォームを着ている人、子供から年齢層の高い方まで。キックオフの時間になると、メインスタンド、バックスタンド、のいわきFC側はほぼ埋まっていたと思います。

 

試合は前半の良い時間、9分に先制しましたが、その後、攻めますがソニー仙台の固い守りで追加点を奪うことができませんでした。そして、少しずつですが、ソニー仙台の攻撃に厚みを感じるようになっていきます。

これはあくまでも私の感想ですが、両サイドで「数的有利」を作るのがソニー仙台は早く、いわきFCの3バックの空いている両サイドを起点としていたなぁ、という印象です。

あと、攻撃の際にロングボールが多くなっていたように思います。これはTwitterで見ると、書いている人もいました。これはフィールドに入って感触をみないと分かりませんが、センターサークル付近でグラウンダーのボールは跳ねていた印象です。速いプレスのソニー仙台にあの跳ねる場所でボールを回すのは結構危険だったのではないかなぁと感じました。しかし、この条件はもちろん、両チーム同じです。ただ、この状態を解消できれば、さらに良い両チームのプレイを見れたかもしれないと思います。

このあたりは戦術ですので、決めている戦術を私は応援、見守るのみ。前線でボールをおさめて、チャンス作りました。緊迫したとても良いゲームでした。ソニー仙台、ディフェンスの強い、攻撃が速い、バランスの取れたチームで、良いゲーム運びでした。

私はいわきFCアカデミーの選手達のすぐ近くで観戦していました。アカデミーの選手達が、1つ1つのプレイに歓声を上げながら、隣同士、仲間同士で、いまのプレイを振返り、ああすれば良いのか、こうすれば良かったのでは?、と、議論している姿がとても輝いて見えました。数年後に、この舞台のピッチに、この中から立っているかもしれません。面白いもので、冷静に分析する子もいたり、非常に熱くなったりする子もいたり、と、こういった両方いるバランスがチームには必要なんだよなぁ、とスタンドで思ったり。

 

戦術ではないところで気になったことが1つ。それが、コーチングです。

会場にいた方は気付いた方が多かったと思いますが、ソニー仙台のディフェンスラインからとても大きな声が出ていました。後半は特に大きくなっていきました。もちろん、いわきFCの選手達が声が出ていなかったわけではありません。聞こえました。それ以上にソニー仙台の選手の方が出ていました。

このフィールド内の声ですが、先日の東北2部リーグの試合でも、仙台大学の選手達の方が声は出ていました。このリアルに聞こえる声というのは、実際に見に行った人にしか感じることができないもので、もう少し声が出ててもいいんじゃないかなぁと思ったのは事実です。ただ、これも分かりません。大きな声を出すことが正しいとも言えない、気持ちを落ち着かせ、いつも通りのプレイをするためには、日頃出していない声を出すのが正しいのか分かりません。あくまでも個人的に気になったことです。声で引っ張る選手というのは必要なのかどうなのか、という感じです。

(※なぜ、「声出し」について書いたのかと言うと、私がサッカーをやっていた頃に、ボランチは一番声を出さなければ、チームをコントロールしなければならない、と先輩にとても厳しく優しく教えてもらったという経験からです。)

 

と、試合の内容について細かく書くと、サポーターの皆さんも同じだと思いますが、いろいろ書きたくなります。良かったと感じたところ、悪かったと感じたところ。

私はそれも全て含めて、あの日、あの時間、あの会場で、2,298人の1人になれたことが本当に嬉しかったです。いわきFCのチームが勝利を目指し戦う姿、試合会場でいつもお会いする方々との再会、また新しく挨拶をした方々の出逢い、みなさんとスタンドでいわきFCを応援、観戦できたことがとても素敵な貴重な時間でした。

悔しさはもちろんあります。でも、いわきFCを応援していく気持ちは変わりません。さらに応援していこうと思っています。今年は出来るだけ、いわき市へ、そして、アウェイ戦で宮城県も山形県も(アウェイの方が伊達市から近いというケースもあり。今後行なわれる宮城県角田市はかなり近い。笑)。

大事な大事な東北2部南リーグは続いていきます。試合会場に足を運ぶ、試合を観る、サポーターの皆さんとお会いする、このブログやSNSで発信をする、ということを継続していきたいと思います。引き続き、いわきFCを応援していきます。サポーターのみなさん、いわき市のみなさん、よろしくお願いします。

(※ちなみに試合中にいわきFCが大きくクリアしたボールをバックスタンドで両手でダイレクトキャッチしたのは私です。笑)

 

 

 

いわきFC 2018年シーズン観戦記

 

 


斎藤慎也
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